これこそ「モンゴメリーブラザーズ」の最高傑作!
前作「インクレディブルジャズギター」で衝撃的なデビューを飾ったウェスが、兄弟と吹き込んだ、ソウルフルあふれる名盤で、「バック トウー バック」はこれぞウェス!と唸らせるソロですね。
ウェスの兄モンク、弟バディは過小評価されていますが、勿論一流の人です。特にバディは、ビブラフォン奏者としても著名で、マイルスの西海岸ツアーにメンバーとして抜擢されています。その縁で、ウェスはコルトレーンと親しくなり、コルトレーンのグループに客演しています。
もしかしたら、マイルスのツアーでウェスはマイルスと会っていた可能性は大ですが、マイルスがどう思ったかを考えてみるだけでも、興味津々!ちなみに、このアルバムは少年時代のパット・マルティーノが大影響を受けたそうです。
最後の「リメンバー」のしゃれたアレンジは、今そのソロを聞いていても洒落ていますね!