エバンス

ビル・エヴァンスとジム・ホールの名盤です。エヴァンスもホールも内省的に自己の音楽を掘り下げていったミュージシャンです。
ここでは、ホールとウェスについて語ってみます。両人とも(年はウェスが年上)根底は、クリスチャンです。それが、これだけ音楽性の違うギタリストになったのが面白い!

ウェスとエヴァンスは一時、リバーサイドレーベルにいたので共演する可能性はありましたね。ホールもまた、オスカー・ピーターソンや、ジミー・スミスと演奏するわけはありませんよね!
そう考えると、ミュージシャンは同じ匂いのするもの同士、相性が良いのが分かります。

このアルバムはジャケットが「漂流・・・」なんとかみたいで内容もブルースっぽさは全くないので、封印されていたものが、年を重ねるにつれ、この耽美さが分かってきて、今は大好きです!

ウェスとホールは親しかったそうです。ある時、ホール、トミー・フラナガン、ロン・カーターのライブに評論家が行ったら、ステージではウェスが演奏していて、ホールは観客席で大喜びで聞いていたという逸話がありましね!

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