「A DAY IN THE LIFE」はWES MONTGOMERY後期の、大名盤です。ウェスはちょうど50年前の6月15日に亡くなりました。

これ以前に、レコード会社をCTIに移った第一作で、プロデューサーの、クリード・テイラー氏は「ウェスは、偉大なる才能の持ち主だ! しかし、ジャムセッションみたいな演奏では、多くの人にこの偉大な才能が伝わらない。 それには、ラジオ、マスコミに撮りあげてもらわないと…」と述べたそうです。

今でいう、マーケティング戦略がずばり当たり、このアルバムは、全ジャンルのヒットチャート13位にまで、昇りつめたそうです。 

しかし、心ないファンや、評論家からは、「ウェスは商業主義に魂を売った!」とまで言われ、ウェスはとても悲しみ、
「ジャズの世界では、未だにビートルズのような大金持ちになった者はいない」と発言していたそうです。

ところで、このアルバム、”ハンコック” 、”ロン・カーター” 等、凄いバックにストリングスを排して、どの曲も短いながら、歌いまくっています!

没後50年!世紀のアルバムと呼んでいいでしょうね。

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