カテゴリー別アーカイブ: LP & CD

SURF&SNOW ・ VOLUME ONE / Yuming

ユーミン

ユーミン2
「SURF&SNOW ・ VOLUME ONE / Yuming」
この時季になると、このようなのも聞いていま~す!ユーミンの80年のアルバムです。

その頃はバブル真っ盛りで、若者は冬はスキー、夏はサーフィンという時代でしたね!映画で「私をスキーに連れって行って」の原田知世さん、三上博史さんみたいな出会いをみんな期待していました。

そしてこの時季、ユーミンは苗場でコンサートをしていました。聞くところによるとスキー人口も全盛期の3分の1になってしまったようですね。

ジャズバーと言っても、このようなアルバムもあるんですよ!今しか掛けられない時季ものです。
どうぞ、お気軽にレコードを聴きにいらしてください。

BAGS GROOVE / MILES DAVIS

バグス

これこそジャズの名盤中の名盤!

ジャズブルースは星の数ほどあれど、これに勝るブルースは無いです!世に言う、マイルスとモンクのクリスマス喧嘩セッションです。

吹き込みは1954年、12月24日のクリスマスイブに行われました。

マイルスが大先輩のモンクに向かって、「俺のソロのバックではピアノを弾くな!」と、言ったところから始まります。マイルスの弧絶したソロの後、ミルト・ジャクソンのソロの後に、モンクの緊張感溢れるソロでクライマックスに達します!60年以上前の録音ですが、これを凌ぐ演奏は中々聞けません!是非、クリスマスイブにBGMでは無くアナログで聞いてほしいアルバムです。

私にとっては、永遠のアルバムです。同日、吹き込みの「THE MAN I LOVE」も物凄い演奏です!

COLE ESPANOL / NAT KING COLE

ナットコール

今回は私の秘蔵盤をご紹介いたします。1958年吹き込みの「コール、ラテンを歌う」です。このレコードは父親の形見ですが、父はちょっと偏屈な人間で、演歌などがテレビでかかると、「文化が低い」とよく言っていました。このレコードは、たぶん私が小学生の時に購入したもののようです。
東芝音楽工業製で定価1500円!

コールの偉大さはいうまでもありませんね!コルトレーンがジョニー・ハートマンという無名のシンガーに白羽の矢を立てたのはコールのイメージを彼に求めたそうです。若い方には、ナタリー・コールの父親として有名でしょうか?「アンフェゲッタブル」では、ナタリーが映像の父親に合わせて歌い、グラミー賞を取りました。

美空ひばりさんは、すべてコールの発音を真似たそうです。この50年以上も前のレコードが、良い音で鳴るんですよ!これを聞いてはいつも父を思い出します。リクエストがあればおかけしますよ~。

ROAD SONG / WES MONTGOMERY

ウエス
この「ロードソング」はウェス・モンゴメリーの遺作です。亡くなる一か月前の吹き込みですね!68年、6月15日にウェス・モンゴメリーは亡くなりました。

このジャズギター史上最大の巨人は、死後50年近く経つのに未だに、影響を与え続けており、先日も未発表演奏が相次いでリリースされました。

油井先生によれば、「巨人とは同業者にため息を与える人」との事ですが、うちに出てくださるギタリストで、ウェス・モンゴメリーはどうも・・という方はいませんね!皆さん、凄すぎて、「とてもこのレベルは無理!」というコメントが一番多いです。

同世代のギタリストに与えた影響以上に、パット・マルティーノ、ジョージ・ベンソン、はては、リー・リトナー、パット・メセニー、渡辺香津美さんもウェスフリークとして有名ですよね。

リー・リトナーの言葉「俺たちギタリストはウェスのお蔭で、飯が食えてるようなもんだよ!」もし今、生きていたら92歳です。これからもウェスは永遠に聞き継がれていくでしょう!

いまどき : アナログ

アナログ

当店のアナログ再生の様子。
プレイヤーは、イギリスROKSAN:ラディウスⅢというモデルで、アーム:銘機SME309が付いてます。カートリッジ:SYUREのV15 & SUMIKO & デノンの103と使い分けています。

レコードは言わずと知れた「ハーフノートのウェス・モンゴメリー&ウイントン・ケリートリオ」のオリジナル盤です。

こういうアームはユニバーサルタイプでカートリッジ交換が可能ですが、市販されている廉価プレイヤーでは交換できないものが多いようです。

マニアになると、カートリッジだけで30万とか平気でするのがアナログの恐ろしいところ。ちなみに、我が国のオーディオ評論家第一人者である菅野沖彦さんは、オーディオで積極的に自分好みの音を出す人を「レコード演奏家」と呼んでいます!

ご興味のある方、持ち込み大歓迎ですので(ジャズ以外でも可)アナログを聞いてみませんか?
いつもと違う音が聴こえるかも~!!ちなみに一円玉が写っていますが、ずぼらではありません。針圧が軽くてひずみそうなときにカートリッジの上に載せてみるのは昔の常識でした。(一円玉は1グラムのため針圧がちょうど1グラム重くなります)

FULL HOUSE / WES MONTGOMERY

ウエス

「FULL HOUSE / WES MONTGOMERY」不世出の天才ギタリスト、ウェス・モンゴメリー畢生の大傑作!このライブ盤はスイングジャーナル誌で「次世代に残したいジャズギターアルバム」でダントツのトップを取ったアルバムです。

ウェスは稀にみる、アドリブの天才ギタリスト。これがマイルスのリズムセクションと、ヒートアップするジョニー・グリフィンのテナーを入れたライブ盤です。ウェスのアドリブは、乗りに乗りまくり、決定的な評価を受けました。

マルティーノもベンソンもメセニーもみんな、これを聞いて力づけられたんですね。私もどれくらい聞いたか覚えていませんが、ウェスのソロは全部口ずさめます! 分かり易くて、内容はとんでもないというアルバム、でこれを聞いて、ジャズギタリストを志した人は数知れませんよね。

ちなみに、アナログは元より、XRCD盤も素晴らしい録音です。ちなみにジャッケットのナチュラルのL-5は宣伝用で、ライブではこのギターは使用していないんですよ。そしてこのアルバムがダメな人には、ジャズは合わないと思われるほどの大傑作です!ぜひ、当店で大音量で聞いてみてくださいね!

GROOVE YARD / THE MONTGOMERY BROTHERS

ウエス2

これこそ「モンゴメリーブラザーズ」の最高傑作!
前作「インクレディブルジャズギター」で衝撃的なデビューを飾ったウェスが、兄弟と吹き込んだ、ソウルフルあふれる名盤で、「バック トウー バック」はこれぞウェス!と唸らせるソロですね。

ウェスの兄モンク、弟バディは過小評価されていますが、勿論一流の人です。特にバディは、ビブラフォン奏者としても著名で、マイルスの西海岸ツアーにメンバーとして抜擢されています。その縁で、ウェスはコルトレーンと親しくなり、コルトレーンのグループに客演しています。

もしかしたら、マイルスのツアーでウェスはマイルスと会っていた可能性は大ですが、マイルスがどう思ったかを考えてみるだけでも、興味津々!ちなみに、このアルバムは少年時代のパット・マルティーノが大影響を受けたそうです。

最後の「リメンバー」のしゃれたアレンジは、今そのソロを聞いていても洒落ていますね!

THE INCREDIBLE JAZZ GUITAR OF WES MONTGOMERY

ウエス2
「ウェスシリーズ」

これはウェス・モンゴメリー畢生の大傑作! 概に他の楽器では、巨人が相次いで出現していましたが、このウェスはジャズギターに革命をもたらしました。
ギター界だけではなく、コルトレーン、ミルト・ジャクソンなどは、ウェスを真っ先に認めた各界の凄腕ミュージシャン達です。

そしてこのアルバムは、ウエスがドライブしまくっていて、まさに「ウェス」という天才の全貌を聞くことができます。あらゆるギタリストに驚愕と勇気を与えましたが、この時すでに37歳になっていました。

プロデューサーのオリン・キープニュースはこう述べています「今はみんな、オクターブ奏法やコード奏法をやっているけれど、あの当時ウェスの出現がいかに衝撃的だったかは分からないだろう!」。
私も何回聞いても飽きることがありません。中でもラストの「風と共に去りぬ」は、これ以上の演奏は絶無でしょう!

ジャズに興味のある方、ぜひ大音量で聞いてみてください。ウェス!素晴らしい音楽をありがとう!

THE WES MONTGOMERY TRIO

ウェス

これから、不世出のジャズギタリスト、ウェス・モンゴメリーの足跡を紹介していきたいと思います。

この盤はウェスの輝かしき初リーダーアルバム! キャノンボールの強い推薦と、知性派ガンサー・シュラーの「クライマックスでは人とギターが混然となってこの世のものと思えない」と、ジャズレビュー誌での紹介により、満を持した吹き込みですが、まだ後年のウェスの豪快なスタイルは聞けません。

「ウイスパーノット」はジャズギターで初めてオクターブ奏法でソロを披露した一曲。ケニー・バレルによるとこの吹き込みにギターとアンプをウェスに貸したそうです。(L-7?)割と静謐なアルバムですが、「ミサイルブルース」のソロは今、聞いてもすごい!

シングルトーンからオクターブ奏法、コード奏法とウェスの特徴がよく表れているソロです。このアルバムが次の「インクレディブルジャズギター」に繋がっていきます。指引きによる暖かいトーンは、従来のジャズギタリストの硬い音と一線を画した記念すべきアルバムです!

NIGHT LIGHT / GERRY MULLIGAN

ジェリー

これはクリスマスアルバムではありませんが、この時期によく聴くアルバムですね。ジェリー・マリガンの柔らかいバリトンサックスに、アート・ファーマー、ボブ・ブルックマイヤーのトロンボーンが繊細に絡みます。

3管でもジャズメッセンジャーズのようなソウルフルな音楽と違い、静謐な雰囲気に満ちたアルバムです。この中でのジム・ホールは夢見るように素晴らしい!

「黒いオルフェ」や、ショパンの「プレリュードインEマイナー」はその昔、油井正一先生のラジオ番組、「アスペクトインジャズ」のテーマ曲に使われた曲です。アレンジも凝っていて、物思いにふける時には絶対のお勧めです!録音も秀逸!ぜひアナログで聴きたい一枚ですよ!